カテゴリー : 視察報告

ほとめき通り商店街

前回の報告から少し時間が経ってしまいましたが…

福岡県久留米市の「ほとめき通り商店街」に行ってきました。

ここの商店街は、中心市街地にある10の商店街で構成されています。
現在入店している店舗は飲食店が多く、日中の賑わいが低下しているようですが、日中は写真のように路面にお店を出し、お花や野菜などの商品を販売していました。

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「街角キャンパス 六ッ門大学」では近年、経営者育成をするため、地域の若手を集めて経済学や社会学を学べる機会を提供する「みんなの希望塾」を開設しているそうです。
また、イベント企画や実施をする活動もあり、若手・担い手育成を積極的に仕掛けていました。

一階には今年出来たばかりの、市民交流スペースや情報発信機能を備えた「まちカフェ」。
ここでは、ベビーカーや車いす等の無料貸し出しもあります。

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商店街の一角にあった「六角堂広場」は今年の3月に閉鎖されてしまいました。

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しかし現在、この六角堂広場だった土地と、商店街内の空き敷地を活用して、交流促進の中核施設となる「久留米市総合都市プラザ」の建設計画を進めているそうです。
中心市街地活性化の再チャレンジが進行中です。
この再開発をきっかけに、街がどう変わっていくのか楽しみですね。

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させぼ四ヶ町商店街

させぼ四ヶ町商店街に行ってきました。

ここのアーケードは、端から端まで約1kmの日本一長いアーケード街。
現在の空き店舗は120店舗中10店舗のみだそうです。

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ここの商店街では、毎土日に様々なイベントを仕掛けています。
商店街の中には、こんな風に通りの真ん中にイベント案内板が所々に置いてありました。
商店街を通る人が気軽に見ることができて良いですね。

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また、商店街を歩いていると、途中に公園もあります。
この公園はイルミネーションを飾ったり、イベント会場になったりと、様々な形で商店街のイベントに活用されているそうです。

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商店街のイベント資金は、スポンサーだけではなく、市民からも個人での募金をしてもらっています。
個人でお金を出すことで、ただ見ているだけではなく「自分も参加している」という意識付けができ、イベントに愛着を持たせるような仕組みとしているそうです。
ただイベントをやっているから参加するのではなく、本当の意味で「参加」するイベントであることが、これまでイベントが続いているポイントなのでしょうね。

ハウステンボス

佐世保市にある、今話題のハウステンボスへ行ってきました。

ここは「人と自然の共存」をテーマにつくられている施設。

元は、工業用用地としての利用のために埋め立てした場所です。
そのため自然環境を回復させるために、土壌を入れ替え、40万本もの樹木を植えたそうです。
水際は全て自然の石や土を使用した石垣だったり、魚も住める水環境の人口運河だったりと、本当に自然環境に配慮した施設です。

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全てにおいて本物を追求し、建物や道に使われているレンガは全てオランダから持ってきているそうで、施設内に入ると、本当にオランダに来たような感覚になります。
写真だけを見ると、オランダに行ってきたの?と思いますよね。

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施設内では、一年中毎日、無料でイベントを開催していて、私たちも仮面舞踏会に参加してきました。
近くの売店で仮面やマントが販売されていて、それを付けてみなさん踊っています。

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普段なら恥ずかしくて踊れない人も、仮面を付けるだけで自然と踊りを楽しめてしまうのは不思議ですよね。

ひろめ市場

高知のまちでは、ひろめ市場に行ってまいりました、
ここは駐車場を利用した屋台村のようになっています。
ひろめ入口
各ブースで高知の名物、カツオのたたき等のつまみとお酒を出しています。
ひろめ市場1
カツオをあぶっているところ。こういったパフォーマンスも楽しいですね。
カツオあぶり
席はフードコートのようにフリーで使える場所が中に用意され、地元客でごった返しています。
ひろめ市場2
高知のひとはお酒に強い、という印象がありますが、本当ですね、みなさんよく飲んでいます。
(…なかなか席が空かないのが難点です。)

建物にはあまりコストがかかっていないようですが、この雑多な雰囲気がお祭りのようでついつい何か買ってしまうのですね。

海洋堂ホビー館四万十

四万十に、怪しいミュージアムがあるとの噂を聞いてやってきました。
突然現れるこの建物は、フィギュアの制作・販売を行う海洋堂のミュージアム。
「へんぴなミュージアムにようこそ!」
自ら”へんぴ”と掲げています。
沈下橋のかかる四万十川の川沿いから、さらに奥に入っていくと見つかります。
確かに「本当にここにあるの?」と思ってしまうほど、道をかなり進んだ頃に見つかります。


中は恐竜や、アニメキャラの等身大のフィギュアやほんの2,3センチの小さなフィギュアなどで埋め尽くされています。
この建物はもと体育館。廃校となった小学校を改装してつくられています。
周辺は車も少ないのどかな地域でしたが、中に入ると子どもから大人までがフィギュアを見に来ていました。
わざわざ見に来る山奥のオタクの聖地。
隣には「かっぱ館」という全国から集められたかっぱ作品の並ぶミュージアムも。
しかし、この地には河童伝説はないそうです、笑。いかにも河童が出そうな雰囲気なんですけどね。

四万十とおわ

高地では四万十町にも寄ってきました。
ここを流れる四万十川にはいくつも沈下橋が架かっています。
手すりもなにもないコンクリートの通路のみで、川が増水したら沈下してしまうそうです。

川遊びをする子供たちがいたり、映画で見たことあるような日本の夏休みの風景が見られる
とてものどかな町です。

この町の道の駅が「四万十とおわ」。
沈下橋の架かった川沿いをずっと進んでいくとあらわれる道の駅です。
「とおいとおいところ」 「はるばるようこそ」
ポスターでもあえてこだわってこのロケーションにふれています。
ここならでは、ここでしかないことを強みとしてとらえることが大事ですね。
中に入ってみると様々な商品が。どれも美味しそうなものが並んでいます。
パッケージもシンプルで、ストレートに伝わってくるものが多かったです。
陳列の仕方もPOPのつくり方も上手ですね。
この新聞バックは体験教室でつくり方を教えてくれるようです。
ちなみにコムズワークでも新聞で袋をつくって、新聞をそれに入れて古紙回収に持って行っています。
直売所「とおわ市場」は地元のお母さんが採ったお野菜、すべてに名前が入っています。
だれがつくっているのか、ぜんぶわかるようになっています。

土佐の日曜市

こんにちは。
先日高地に行った際に日曜市を見てきました。朝5時からやっています。

北海道では見かけないめずらしい野菜もちらほら。
リュウキュウという野菜。断面がスポンジのようになっているのですがシャキシャキの歯ごたえです。

この感じ、フランスのマルシェと本当に似ています。

陳列の高さが違うくらいですかね。


あと、フランスは汚いです、笑。
野菜クズなどは全部道路に捨てるので、出店者が撤退した後に清掃車が一気にゴミをザーっと回収します。
土佐の市は、綺麗でした。



朝採った野菜が買えますし、「こうすると美味しい」といったアドバイスももらえます。

北海道でも市場や産直で買う野菜は美味しいし、持ちがいい(おまけをしてもらえる事も、笑)。
生産者と消費者のかい離が一巡して、こういった原点の良さに戻るのでしょうね。

うどん切符

Iです。先日、うどん県に行ってまいりました。
うどん県とは? 讃岐うどんの本場、香川県のことです。

これは、「さぬき高松うどん駅」の入場券で、香川県のPRと連携したJR四国の企画です。
左上から、「かけうどん」、「釜揚げうどん」、「ぶっかけうどん」、「釜玉うどん」、「ざるうどん」!

「香川県は「うどん県」に改名しました。」と県はWEBに大々的に掲載しています。
自治体がここまでちゃんとPRをつくり込んでいるのは珍しいですね。一般的に県のPRとなると、なんとなくそれらしい、伝えたいことは書いてはいるけど、お客さんの記憶に残らないおとなしい感じにまとめてしまう事が多いのではないでしょうか?

このPRは県出身の有名人に破格のギャラで出演してもらい、テレビCMや新聞広告もなしに都内でポスターや羽田などの大型ビジョンで流したのみであまり費用はかけていないようです。

それでも、めずらしいキャンペーンとしてメディアが取り上げてくれたために、私も香川に行く前から新聞記事やネット上等でも話題だったのでなんとなく知っていました。はじめはアクセス数が多すぎて回線がパンクした事もあったそうですよ。

また、twitterやFacebookといった口コミで広がっていく媒体が増えた事と、「うどん県」といった説明不要でわかりやすいキャッチである事で、誰もが取り上げやすく話題になりやすかったのでしょうね。

こども四日市

「こども四日市」のお話を伺いに、四日市のメリーゴーランドに行ってきました。

ここは子どもの本専門店の草分け的存在で、県外からもわざわざ足を運ぶひとが多い有名店です。

本を選ぶことは、ただ仕入れて並べればいいよいうものではないですね。お客さんの趣味嗜好だけじゃなく一歩先のものを提供してあげないとなりません。
そこでの本との出会いがその人にどんな影響を与えるのか、なかなか奥が深いです。

外国の子どものおもちゃなども扱っています。

このメリーゴーランドやその他団体が主催する「こども四日市プロジェクト」とは、「あそんで、かせいで、まちをつくっちゃう」という子どものためのイベントです。
子どもたちが職業体験をしながら、地域通貨ヨーを稼いで、遊びながら仕事や社会の仕組みを学びます。

職業は銀行員や新聞記者、カメラマン、子どもが考えたお店のオーナーなどさまざま。お仕事はもちろん、ハローワークで探します。

「こどもがつくる」、「こどもがきめる」というのを大事にしているようで、
新規で事業を起こす時は何を用意しないといけない、いくつ売らないと儲からない、、なども子どもたちが考えるようにしています。(時折、大人たちが手助けをしてしまう、大人問題が勃発するらしいですが…)
中学生から上は事務局側でサポートをする役割に回り、こども四日市のシステムが受け継がれています。

失敗することでも何かを学び、うまくいくためにどうしたらよいのか、子どもたちの考える力が育ちます。
特に自主性を大事にしているので、子どもたちの工夫がどんどんまちを変えていく、まさに子ども版の「まち」ですね。

コミュニティレストランO+

Iです。
ゴルフ場の朝食サービスの例、おもしろいですね、ちょっとしたサービスで付加価値がぐっと上がって、そのものの価値も上がります。他ではやっていない事・自分にも帰ってくる事をやる、というのがカギですね。
サービスをやみくもにやるのは効果が見えにくく体力を使うだけです、有意義なおもてなしを見極める事が大事です。

さて、先日コミュニティレストランO+に行ってまいりました。


ここのシステムは少し変わっていて、日替わりシェフがレストランを運営するというもの。


夜はバーになっている店舗の昼間の時間を借りて、
自分のレストランをやってみたいけど初期投資が難しいという方や、お料理好きな女性などが、毎日かわるがわるシェフを努めます。


それぞれのシェフにファンがついたり、お料理補助のアシスタントさんとのお料理談義など、お料理を通じて関係を築く、交流の場になっているようです。
お客さんは女性がほとんど。この日のシェフを知っていて予約でいっぱいだったそうです。


趣味とはいってもなかなかの腕前でしたよ。ここから独立した人もいるようです。
こういった小さなお店を選ぶ理由は、安さでも品揃えでもなく、ヒト。
個人の持っているこだわりや親しみやすさ、個性が、チェーン店にはない魅力で顧客を連れてきています。
同じ趣味嗜好のヒトと交流したい、というヒトにヒトが集まる仕組みです。
お客さんが急に増えたりはしませんが、手離れのいいチェーン店のように急に飽きられることもないですね。