カテゴリー : 2012年 8月

皮かしわ蕎麦

うどんの次はそばです。
スタッフSです。

皆さんは道東の厚岸町にある「玉川本店」というそば屋はご存知でしょうか?
私は約10年ほど前から知っていますが、一度食べてからやみつきになり、厚岸町を訪れるたびにこのそば屋に行きます。
この玉川本店の名物「皮かしわそば」が、とても大好きなのです!

特徴は、普通のかしわそばとは違い、珍しいことに「ひな皮」ならぬ、鳥の「親皮」が入っているのです。
歯ごたえがコリコリしており、鳥の旨味が噛むたびにお口いっぱいに広がる逸品です。
来店者の多くはこの「皮かしわそば」を注文し、店内には常連が「皮ちょうだい!」と略して注文します。
リピータが多く、さらに出張のサラリーマンが、あえて昼時に厚岸町に合わせて来るとか(笑)
平日の昼時12時半ころはいつも満席で入れないことが多く、何度か諦めた経験もあります。

そして、そしてさらに驚くことにこの店なんと明治38年創業!
わかりやすく西暦に直すと1905年創業なのです。なんと!107年もの経つそばの老舗なのです。
たぶん、北海道では一番古いのじゃあないでしょうか?

店はこんな感じです。

・・・しかし、残念なことに地元の噂ですが、近々店主が店を閉めることを考えているそうです。
秘伝のたれを伝授する後継者がいないとか・・・?

皆さんも一度厚岸町に行った際はご賞味ください。
もし、万が一閉店してしまったら、厚岸町内にはこの「皮かしわそば」をメニューとして出している店がたくさんありますので探してみてください。

うどん切符

Iです。先日、うどん県に行ってまいりました。
うどん県とは? 讃岐うどんの本場、香川県のことです。

これは、「さぬき高松うどん駅」の入場券で、香川県のPRと連携したJR四国の企画です。
左上から、「かけうどん」、「釜揚げうどん」、「ぶっかけうどん」、「釜玉うどん」、「ざるうどん」!

「香川県は「うどん県」に改名しました。」と県はWEBに大々的に掲載しています。
自治体がここまでちゃんとPRをつくり込んでいるのは珍しいですね。一般的に県のPRとなると、なんとなくそれらしい、伝えたいことは書いてはいるけど、お客さんの記憶に残らないおとなしい感じにまとめてしまう事が多いのではないでしょうか?

このPRは県出身の有名人に破格のギャラで出演してもらい、テレビCMや新聞広告もなしに都内でポスターや羽田などの大型ビジョンで流したのみであまり費用はかけていないようです。

それでも、めずらしいキャンペーンとしてメディアが取り上げてくれたために、私も香川に行く前から新聞記事やネット上等でも話題だったのでなんとなく知っていました。はじめはアクセス数が多すぎて回線がパンクした事もあったそうですよ。

また、twitterやFacebookといった口コミで広がっていく媒体が増えた事と、「うどん県」といった説明不要でわかりやすいキャッチである事で、誰もが取り上げやすく話題になりやすかったのでしょうね。

フリーミアムモデル

皆さん「フリーミアムモデル」って言葉ご存知ですか?
Sです。
先日、じゃらん観光振興セミナーに行ってきました。たくさん面白い話がありましたがここでひとつご紹介します。
このフリーミアムとは、Free(無料)+Premium(割増)の造語であり、大量のユーザーを無料にして、そのうち一部を有料化しビジネスを成立させるモデルをいいます。

・従来型ビジネスモデル
5%を無料提供にして、95%を買ってもらう(「化粧品」など試供品の配布など)
フリーミアムモデル
95%を無料提供にして、5%を買ってもらう(「モバゲー」「GREE」などソーシャルゲーム業界)

その条件は・・・、
①無料ユーザーを囲い込むのに「コストが負担にならないこと。」
②有料化の「アップセル」の仕組みがあること。

インターネット、モバイル業界でありがちなビジネスモデルですが、ここで「じゃらん」が紹介していたのは
『雪マジ!19』
簡単にいうと、「19才のみスキー場利用が何万回滑ってもタダ!」ということです。

一般的に高校を卒業すると、費用が自己負担になるなどスキースノーボードに行く回数が激減してしまいます。そこで、19才を無料化することでウインタースポーツの楽しさをたっぷりと味わい、年を経ても「また行きたい」と思わせる仕組みなのです。
当然、楽しさを知った若者は来年も再来年も行きたいと思うだろうし、しかも、このプロジェクトは、実に人間のライフサイクルを長期的とらえたニーズ喚起なのが驚きです。
その19才たちが小学生の子供を持つアラ4の年代になって子連れでまた雪山に来ることを狙っているというのです。
素晴らしい取り組みだと思いませんか?

現在、ウインタースポーツ人口が20年前のピーク時に比べ半減しているそうで、リフト稼働率が低いからこそ成り立つそうです。
私もアラ4ど真ん中の年代であるので、それがリアルにわかりました。
確かに10代後半時代にピーク時を味わい、テクニックを磨くこともしかりですが、「ロシニョール」だの「アトミック」だのとファッションで学校のスキー学習では誰よりも目立とうとしていたのは私だけではないのでしょうか?
私は20代前半まで友人を誘って毎シーズン3~5回は行ってました。
特にニセコのペンションなどの泊まって、1日券を購入し、クタクタになるまで滑って夜は風呂に浸かってから・・・
「みんなでビールでかんぱ~い!!」

「あ~、楽しかったな~・・・」
いまでも、年に1回はいくでしょうか・・。たまに、ゲレンデに行きたくなりますよ。(スタミナは半減ですが(笑))
現在、1回目を終えてそれなりの効果がでているそうです。
特に北海道にとっては地域活性化には良い取り組みですよね!

このモデルをほかにも応用できないか皆さんも考えてみてはいかがでしょうか。