Tです。
年度末も過ぎてちょっとだけ落ち着いたので、昨年度の視察先のお話をピックアップして紹介しています。
今回もカンブリア宮殿で紹介された「ユーカリが丘」(ディベロッパーが行う街づくりビジネス)です。
ニュータウンが一気に高齢化して限界団地化していく・・・社会問題になってますよね。
札幌でも少子高齢化が進み学校の統廃合、建物の老朽化、独居老人増加、買い物難民の話なども現実に起こってきてます。
そんななか、人口が増え続けているのがユーカリが丘団地。(約6000世帯、17000人)
山林を開発し、道路、駅をつくり宅地造成して売り出す。ここまでは、ふつうのディベロッパーですが、
住戸の定量供給(年間200戸程度)で少しずつ街を開発。自前でインフラ運営(モノレール)、商業施設のリーシング、温浴施設・プールの運営、
保育所の運営、老人ホーム(福祉施設)運営、街の警備のためのセキュリティ会社運営・・・・何でも自社でやってしまう。
学校、交番・・・つくって寄付だそうです。高齢となり家をもてあますことも多い中、ディベロッパーならではの住み替えシステムも魅力的。
子育て世代から高齢者まで住み続けられる街として人気が高いわけです。