プレ・サレ焼尻と羊肉について

スタッフSです。
大変ご無沙汰しておりました。

皆さんは羽幌町焼尻めん羊牧場をご存知でしょうか?
そこで飼養されている羊は、サフォーク種のなかでもフランスのモンサンミッシェルの麓ブルターニュ地方近くで飼養されている「プレ・サレ」に似た気候で育てられ、「プレ・サレ焼尻」ブランドとして東京大手百貨店のお暮商品、東京銀座などの高級フレンチレストランの食材として取り扱われています。
あのミクニシェフが焼尻めん羊大使をしており、北海道ではミクニサッポロなどで食べれるそうです。
(希少なため、すべての店舗で期間限定)

プレ・サレとはフランス語、プレ(牧草)サレ(塩)から来ており、その名の通り海に近い地域の牧草地で育った羊のため、ミネラルが豊富なフランス料理の最高級食肉なんだそうです。
プレ・サレ焼尻は年間出荷量が非常に少ないため、なかなか手に入らないのですが、以前に機会があり焼肉として少量だけ食べたことがあります。その味は普段口にするジンギスカンラムとは全く違った味でクセの無い美味しさの羊肉であることは知っておりました。
しかし、このような高級和羊肉はフランス料理の食材としてラムチョップ(骨付肉)などで食べるのが宜しいようなので、近々、奮発して高級フランス料理店で食べてみようかと思い、S家の財務大臣(嫁)と交渉中です(笑!)

そこで羊肉の豆知識ですが、日本で羊肉はジンギスカンが有名ですよね。
北海道人であれば、ジンギスカンとして羊肉消費量は日本人としては多いですが、世界的にみてオーストラリア人やイギリス人、フランス人と比較するとかなり消費量が少ないとのことです。(豪州の約50分の1)
しかし、アジア・アメリカ大陸も含め世界的に羊肉が一番食肉として食べられているらしいです。

最近、「ジンギスカンが食べても太らない」と話題になりましたよね。
その根拠を調べたのですが、その原因が2つあるそうです。
ひとつは、羊肉の脂の融点が高いことで、豚肉は28度で溶けますが羊肉は44度で溶けるため、体温で溶けないので吸収されずに体外に排出されるからです。
ふたつ目は、羊肉に含まれる「カルニチン」という成分だそうです。カルニチンは食肉のなかで最も羊肉が多く含まれるそうで、豚肉の10倍以上含まれており、体内に吸収されると脂肪燃焼を促進させる効果があるそうです。
そのほかにもコレステロール含有量が少ないだけではなく、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸も魚肉並みに含まれ、また、特に女性には重要な鉄分が多く含まれており、貧血予防や冷え症に良いそうです。
さらにさらに・・ビタミンも豊富で、胃腸炎や皮膚炎を防ぐナイアシンやビタミンBも豊富であり、アトピー性皮膚炎にも良いと言われているそうです。

「一気に羊肉好きになりました!!」
ジンギスカンなどの羊肉も良いですが、プレサレ焼尻も機会がありましたら食べてみてください。

○焼尻めん羊牧場指定管理者URL http://www.housyu.co.jp/farm/