おもちゃ美術館

Tです。
少子高齢化が進み社会的なニーズもどんどん変化していきます。
札幌のもみじ台地区では、4つの小学校が統廃合され、そのうち2校が民間へ売却されています。
高齢化比率の高い地区で、福祉関係や専門学校などへの利活用が期待されているようです。
地方へ行くとそのまま放置されている施設もあり、良い場所なのにもったいないと感じることがよくあります。

東京で廃校を利活用した事例です。
「東京おもちゃ美術館」・・・世界のおもちゃにふれながら、多世代交流、創造教育、ファミリィーコミュニケーションを推進していく施設です。
遊びのプロを目指す、おもちゃインストラクターを養成しながら普及をはかるNPO法人が運営しています。
地域住民の誘致活動の成果と聞いています。

なかは、親子でいっぱいで子供が夢中で遊んでいます。
あちらこちらに遊び方を教えてくれるおじさん達がいてめちゃめちゃ上手。聞くと近所のボランティアだそうで毎日きているとのこと。
子供とふれあうのが生き甲斐のようです。

200名のボランティアスタッフ(おもちゃ学芸員と呼ぶそうです)が登録しており、実質交通費のみで日々活躍しています。
すばらしいコミュニケーションでした。