皮かしわ蕎麦

うどんの次はそばです。
スタッフSです。

皆さんは道東の厚岸町にある「玉川本店」というそば屋はご存知でしょうか?
私は約10年ほど前から知っていますが、一度食べてからやみつきになり、厚岸町を訪れるたびにこのそば屋に行きます。
この玉川本店の名物「皮かしわそば」が、とても大好きなのです!

特徴は、普通のかしわそばとは違い、珍しいことに「ひな皮」ならぬ、鳥の「親皮」が入っているのです。
歯ごたえがコリコリしており、鳥の旨味が噛むたびにお口いっぱいに広がる逸品です。
来店者の多くはこの「皮かしわそば」を注文し、店内には常連が「皮ちょうだい!」と略して注文します。
リピータが多く、さらに出張のサラリーマンが、あえて昼時に厚岸町に合わせて来るとか(笑)
平日の昼時12時半ころはいつも満席で入れないことが多く、何度か諦めた経験もあります。

そして、そしてさらに驚くことにこの店なんと明治38年創業!
わかりやすく西暦に直すと1905年創業なのです。なんと!107年もの経つそばの老舗なのです。
たぶん、北海道では一番古いのじゃあないでしょうか?

店はこんな感じです。

・・・しかし、残念なことに地元の噂ですが、近々店主が店を閉めることを考えているそうです。
秘伝のたれを伝授する後継者がいないとか・・・?

皆さんも一度厚岸町に行った際はご賞味ください。
もし、万が一閉店してしまったら、厚岸町内にはこの「皮かしわそば」をメニューとして出している店がたくさんありますので探してみてください。