釧路にて

こんにちは、スタッフSです。

東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまおよび関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

震災から今日で3週間が経過しましたが、宮城県に住んでいる私の幼馴染は家が丸ごと流され、いまだ避難所生活を送っています。実家のある北海道に帰ることを検討しているそうですが、とりあえず家族全員無事だったことに安堵していました。

お彼岸にお墓参りで行った釧路でも、釧路川沿いの「フィッシャーマンズワーフMOO」が床上浸水し(TVでご覧になった方もいらっしゃるでしょう)、電気系統が破損して一週間以上経過してもまだ営業ができていない状況にありました。

そんな中ですが、釧路の有名な酒造「福司」が蔵開きを行うということでちょっとのぞいてみました。

行ってみると駐車場は大混雑で、酒造は見学試飲の家族連れからビジネスマンでごった返し。
蔵開きの目玉商品「蔵出し生酒300ml」は瞬く間に完売。
久々に賑わっているところを見た気がしました。

こんな大盛況の蔵開きだったのですが、福司の社長はこれを今年は自粛しようかと悩んでいたようです。
そんな時、「社長!福司のファンはこの蔵開きを毎年楽しみにしている。こういうときだからこそ、元気に盛り上げていかないといけない。蔵開きは絶対にやるべきだ!」と社長と古いつきあいの義父の言葉で(?)実施することに決めたようです。

買いだめや無駄な電気・電話の使用をしないこと、義援金や支援物資の提供ももちろん重要です。
しかしそれと同時に日常の生活を取り戻し、経済活動を活発化させていくことも、めぐりめぐって被災地の復興を早める、元気づけることになると私は信じているので、できる範囲で盛り上げていきましょう。
「がんばろう、ニッポン!」