「さん」付け制度

こんにちは。めっきり寒くなりましたよね。今週は札幌も雪の予報が出ていたので今週はタイヤ交換を急いでいる方も多いのではないかと思います。今年の夏は9月以降も暑い夏でしたので一気に冬が来たような感じですよね。皆さん風邪などひかれてはいないでしょうか。私は現在のところ「○○は風邪をひかない」というようにここ10年以上熱を出す風邪をひいていません(笑)

さて、今日は社内のお話なのですが、当社は社員を社長含めて基本的には「さん」付けで呼んでいます。私も入社当初はなかなか上司に向かって「さん」付けで呼ぶのは違和感がありましたが、いまは慣れました。会社組織では役職や階級がどこの会社にも存在することが多いかと思います。「○○部長」「○○課長」などと呼ぶ会社が多いとですよね。私は基本的に体育会系の育ちをしているものですから「長幼の序」なるものに関しては学生時代から叩き込まれています。当然「長幼の序」は日本社会において重要なことであると思っています。しかし、役職や階級はどうでしょう。私の好きな本のなかのひとつ坂本光司氏著「日本でいちばん大切にしたい会社」って皆さんは読まれたでしょうか。この本の2(ツー)が今年出版され、最後のほうに「これからもめざす『人間尊重の経営』」と書かれており、次のようなことを言っています。

①早朝勉強会 ②さん付け制度 ③一人一日一情報制度 ④入社おめでとう制度 ⑤高齢者雇用制度 ⑥インターンの受け入れ

②では、近年、上司を肩書きで呼ばず「さん」で呼ぼうという会社が増えています。・・・と書かれています。(当社だ!) この意味は、「部長の仕事をしている社員」「課長の仕事をしている社員」「一般社員の仕事をしている社員」という意識で、会社として役はあるものの、個人としては平等であるという考え方のようです。 また、③の制度は前回記述した「三行堤報」を指しています。このように人間尊重の会社が今後増えることが予想され、「社員のモチベーションアップ」→「商売繁盛」する会社が増えればいいと思いました。