下関の続きです。
せっかく来たのだから、唐戸地区、門司港レトロ地区は見ておこうと探索に向かいました。歴史的な建造物が保存されており、その名の通りレトロな気分を味わおうと歩き出すも、なんせ、フルマラソン後で壊れかけたパソコンのように動作が鈍い。結局、唐戸市場の営業時間に間に合わず、巌流島へ向かう気力もなく、ビールとふぐ料理に行ってしまいました。
船で対岸の門司港に移動し相変わらずロボット歩きをしていると、目の前になんと人力車がいるではないですか。人力車のお兄さんの力を借りて門司港レトロ地区の探索にやっと成功しました。歴史的建造物保存とウオータータフロントの整備を行い、観光地として人気です。やっぱり歴史のある土地柄は絵になりますね。レトロブームと言われて十数年たってるのではないかと思います。今年視察した東北でもレトロでまちおこしをしているところがいくつもありました。ある学者に言わせると、デジタル化でどんどん便利になる反面、人と人のコミュニケーションを求める心や土や木など自然への回帰の心がレトロな世界に引きつける要因だとか。
ご当地グルメは「焼きカレー」
なんとバナナのたたき売りの発祥の地。
熟れすぎたバナナをやすくたたき売ったことが起源とか(人力車のお兄さんに教えて頂きました)
疲れた体にレトロな風景・・・何となくノスタルジックな気持ちに浸りながら良い時間を過ごしていたところ、キャラクターのバナナマン(バナナの着ぐるみ)を見つけて少し現実に戻ってしまいました。