先日の8月10~11日の2日間、会社の仲間と「姥神大神宮渡御祭」に参加してきました。
私は初めて参加しましたが、噂以上の祭りで大興奮でした。
初日は気温30度を超える最高の天気となりましたが、二日目は昼間小雨から、夜は災害級の土砂降りに見舞われ、両極端の天気を味わうことができ・・・ある意味、祭りの醍醐味を堪能して参りました。
そもそも、この祭りに会社をあげて参加することとなったのは、大の祭り好きの社長が江差町の商店街のコンサルに携わったことからはじまりました。今年で12回目の参加になるそうです。
知る人ぞ知るこの「姥神大神宮渡御祭」。なんと約370年もの歴史を持つお祭りであり、当然、北海道最古の祭りです。
古い街並みを再現したレトロな雰囲気の商店街を13町内会の山車が祭り囃子とともに練り歩き、各お宅を巡回します。その家々を回り、町内会ごとの山車の人々が「きりごえ」という歌を合唱し、ご祝儀集めに回るのです。また家を訪問する際に、「結構な、お祭りでございます!」と言うことが礼義であり、各家々は料理とお酒をもてなします。さすが、漁師の街「江差」であり、海の幸「あわび・うに・活いか」をはじめ、オードブルと高級食材が食卓をにぎわしていました。
江差で生まれ育った人はある意味「お正月」より楽しみにしているお祭りであり、この祭りの時期になると札幌から、旭川から、道外からと、さまざまな場所から故郷の江差に里帰りするわけです。祭りの参加者は老若男女が偏りなく参加しており、特に学生と思われる若者が夜になると目立ち、仲間とともに「一銭けれ~、一銭けれ~、一銭もらってなにすんの♪ デデッカ、デデッカ、デカドンドン♪」と楽しそうに唄っていました。
「あ~、この街に産まれれば良かった!」
祭り好きの私も一度で病みつきになりそうです。いままで、さまざまなお祭り・イベントを観てきましたが、姥神大神宮渡御祭はまさに「大切にしたいお祭り」のひとつであります。年々人口の減少とともに祭りの参加者が減っていることも現実として否めないとのことでしたが、町外の方々の参加を通じて、いつまでも活気のあるお祭りとして後世に残したいものと感じました。
また来年も楽しみにしています。
江差の方々、ありがとうございました。
お祭りって、気分を高揚させますよね。
今は、昔と比べて、エンターテイメントが身近にありますので、
参加者が減少しているのは、時代の流れかと思いますが、
やはり大切にしていきたい文化ですね。
wats-watsさん。コメントありがとうございます。
静岡にもこのような伝統あるお祭りあるでしょうね。
北海道は歴史が浅いのでこのようなお祭りが少ないのです。
ほんと大切にしていきたいです。
祭り=まちづくりですので・・・。